新聞古紙を主原料にして作られた、環境に優しい断熱材です。高い断熱性能だけでなく、吸放湿性、防音性、防火性、防虫効果など、断熱以外に多くの性能を発揮します。

現場で吹き付け発泡していく断熱材なので、簡単に断熱材を充填しやすく柱と柱の間の隙間にもきちんと断熱が入り込み、気密もきちんと取りやすい断熱材です。

グラスウールは、主にリサイクルガラスを高温で溶かし、綿状にした細い繊維の集まりで、細い繊維同士が絡まり合うことによって空気を閉じ込め、軽量かつ断熱性の高い素材です。特にコストメリットに優れています。

ポリスチレンを原材料とした発泡プラスチック系断熱材です。熱に強く、断熱性が高い上に、完全密閉状態の気泡でできているので、水を吸収しにくく、地面からの湿気を防ぎ家を守ります。

昔の住宅は、床下が地面むき出しのままでした。地面からの湿気がカビ・虫を集め、腐れを助長して家の耐久性を根本から崩していきました。その補強方法は、鉄筋を差し込んだコンクリート基礎底板の施工により建物加重を面で分散して支え、不同沈下しにくく地盤が変動しても家屋に重大な被害が生じにくくなります。

基礎の強度は丁寧な施工に左右されます。地面から鉄筋をきちんと均等に浮かせ、確実にコンクリートが鉄筋にまとわりつくよう細かな注意を払いながら施工いたします。

ベタ基礎を施工したのち、床材を引くための土台となる大引きをきちんと補強。水平が取れていることを確認し、JAS 認定の24mm厚構造用合板を敷きます。根太無しで施工することから、ネダノンやネダレスと呼ばれ、厚物合板で強度UPを実現します。

2階の床材にも同じく、JAS認定の24mm厚構造用合板を使用します。床鳴りや過度な湿気や水分を含んだことで腐食し、傷んだ床材から剛性の高い床材に貼り替えます。

屋根には大量の土が乗っており、この加重が家の制震性を弱めています。リノベーションで後回しになることの多い屋根のリノベーションですが、材料代としては大きく費用がかかるものではないので、一緒に検討いただくとコストパフォーマンスがグッと上がります。

下地にきちんと防水シートも張り替え、軽量の屋根材を採用。地震に強いだけでなく「厚くて軽い」「割れにくい」「キレイが長持ち」とこれからの住まいにピッタリの瓦です。