落ち着いた琉球畳がひかれたご夫婦の主寝室は寝室のあり方から考えられました。
「広く寝る」ではなく「寝る場所に必要なスペースを必要な大きさだけ」
導線を考え、確保することが使い勝手の良い寝室になるそうです。
例えば、2F通路から主寝室とW.I.Cへの2wayでつながることで、
お仕事している旦那様に気を使うことなく主寝室と2F通路を行き来することができます。
また、主寝室にはもうひとつの大収納空間があり、布団一式も難なく入る上に、
夫婦の普段使わないものを収納することだって可能です。
さらに、子ども部屋とつながる広々バルコニーは庇もついて
雨の日の洗濯も難なく干すこともでき、暮らしを考えたプランニングが集まっていました。

ダイニング・リビング・和室と一続きでつながる綺麗な空間は開放感抜群。
間接照明がやさしく照らす空間は夜も雰囲気抜群だそう。
奥様と旦那様のお気に入りはソファを背もたれにこたつに入ってゆっくりテレビを
みる時間。実際に座ってみると、本当に心地良く夢見心地の取材となりました。
また、キッチンとリビングから洗面所へと抜ける導線と玄関から和室へとつながる導線が
人の流れをスムーズにしてくれます。
この居心地の良い空間に来客も絶えないそうで、キッチン裏の壁収納も来客時にパパッと
散らかった部屋を綺麗にするのに一躍買っています。

奥様の勉強部屋と子ども部屋はひとつの空間を間仕切り、家族のライフスタイルの変化に合わせ空間を自由に変更することが可能です。そして、ここにもワンポイントがありました。
ただ、間仕切るだけでなく、その間仕切りをお互いの収納スペースとしても利用されており、暮らしの知恵が垣間見られました。
もちろんこの収納間仕切りは自由に動くので、将来子ども部屋が必要なくなった時には、一方の壁に収納間仕切りを移動し、収納豊富なビックワンルームに変化します。

お子様が娘様ということもあり、朝の身支度は洗面所の取り合いになることも？
S様邸宅では2Fにも洗面所を設けただけでなく、奥様専用のメイク室も完備。
嫁入り道具であった三面鏡も収まりの良い空間で、
毎日のメイクも楽しむことができそうです。
また、家族の非常食や防災グッズ置きとしても一石二鳥の使い方をされていました。